ガールズクリエイションR-少女藝術綺譚-SPクラウド版
『ガールズクリエイション -少女藝術綺譚-』は、歴史上の藝術家や名画をモチーフにした美少女たちとともに、美術館を再建していく芸術×ファンタジーRPG。ターン制の戦略バトルと美術館経営、育成の三要素が融合した構成です。
各ヒロインはルネサンスや印象派などの時代を象徴する芸術家をモデルにしており、細部までこだわり抜かれたビジュアルとLive2D演出で生き生きと動きます。SPブラウザ版ではスマホからも快適にプレイ可能で、外出先でも芸術の世界に浸れます。
アートを“戦う力”に変える発想が、想像以上に胸を打ちます。
どんなゲーム?
舞台は芸術が衰退した世界「アルテ・トリア」。プレイヤーは失われた美術館を再建しながら、“藝術家の魂”を宿す少女たちを率いて戦います。戦闘はターン制×陣形戦略で、キャラの属性・スキル構成・配置が勝敗を左右。育成要素も豊富で、限界突破・覚醒・装備強化と長期的な育てがいがあります。
一方で、美術館経営パートでは作品展示や資金管理、来館者イベントなど、経営シミュレーション的な遊び方も可能。戦闘と経営が緩やかに繋がり、芸術と戦略の両輪で楽しめます。
ふと気づけば、育成中に展示室を眺める時間が一番の癒しになっていました。
プレイして感じた魅力
最大の魅力は、芸術×戦略という唯一無二の融合。歴史的モチーフを扱いながらも堅苦しさがなく、キャラごとの信念や情熱が物語に厚みを与えています。戦闘テンポも軽快で、倍速・オート・スキップ周回などのQOLが揃っている点も快適です。
R18版では、藝術家の“創作衝動”をテーマにした濃密な親密イベントが展開。単なるご褒美シーンではなく、キャラの芸術観や心情に触れる大人の物語になっています。感情と欲望が交差する描写に、思わず息をのむ瞬間がありました。
おすすめポイント
- 芸術×美少女:藝術家の魂を宿すヒロインたちが美しく描かれる。
- ターン制戦略:陣形・属性・行動順で差が出る奥深いバトル。
- 美術館運営:展示・経営・育成が連動する独自システム。
- R18版:創作と情熱をモチーフにした大人向けの恋愛描写。
編集部の評価まとめ
良かった点:芸術を題材にした新鮮なテーマ性、戦略性の高いターン制バトル、美麗なビジュアル演出。
気になった点:経営要素の導線がやや複雑で、序盤はシステム理解に時間がかかるかもしれません。
総評:芸術×美少女×戦略RPGとして完成度が高く、長く遊べる一本。特にR18版では“芸術と欲望”をテーマにしたドラマ性が光ります。

