ミナシゴノシゴトR
『ミナシゴノシゴトR』は、滅びの大地「ニルヴァーナ」を舞台に、孤児(ミナシゴ)たちと共に戦うダークファンタジーRPGです。EXNOA(DMM)が手がける人気シリーズで、ターン制コマンドバトル×重厚な群像劇が特徴。
プレイヤーは黒騎士として、各地を巡りながら“災禍”と呼ばれる脅威に立ち向かいます。孤児たちの心の傷や絆を描く物語は、シナリオRPGとしても高い完成度を誇ります。静かな音楽と共に、彼女たちの祈りが少しずつ胸に染みてきます。
どんなゲーム?
戦闘はターン制で、スキル発動の順序や属性相性が鍵を握ります。編成は前衛・後衛の役割分担を活かした陣形バトルで、キャラごとのスキル構成を練る戦略性があります。
育成では覚醒・限界突破・装備強化など王道システムを搭載。素材収集の効率化に役立つ倍速・オート・スキップ周回機能も実装されており、日課の快適さも高評価です。夜中に少しだけ進めるつもりが、気づけば1時間経っている…そんな没入感があります。
プレイして感じた魅力
本作の最大の魅力は「重厚な世界観とキャラの内面描写」。戦闘だけでなく、それぞれの孤児が抱える過去や信念が丁寧に描かれており、シナリオの完成度はDMM作品の中でも高水準です。
R18版では、好感度を上げることで特別な描き下ろしイベントが解放され、キャラごとの心情変化を深く味わえます。静かな音楽と柔らかな演出が印象的で、背徳感と温かさが絶妙に共存しています。クラリーチェの微笑みを見た瞬間、胸の奥が少しだけ痛くなりました。
おすすめポイント
- 世界観:滅びの地で孤児たちと戦う、儚くも力強い物語。
- 戦略性:陣形・属性・行動順で差が出るターン制バトル。
- 育成深度:覚醒・限界突破・装備強化で長期的な成長が可能。
- R18版魅力:親密イベントがキャラの心情と密接に結びついている。
編集部の評価まとめ
良かった点:重厚な世界観と孤児たちの感情描写、テンポの良いターン制バトル、スマホ対応の完成度。
気になった点:序盤はリソース集めがやや大変。育成素材の収集を効率化したいところ。
総評:「滅びの世界×孤児×信念」というテーマを深く掘り下げた大人向けRPG。戦闘・物語・演出のすべてが高い完成度でまとまっており、長く付き合いたくなる一本です。

